チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【設計打ち合わせ】その⑦:ついに間取りが決まった!!

こんにちは、チリです。本日は7月13日月曜日です。


今回はウェルネストホームとの前回までの設計打ち合わせを統合して行われた2度目の設計プレゼンについて書いていきたいと思います。


これまでの経緯がわかりやすいように、再度我が家がウェルネストホームで本契約するまでの流れを以下に示しておきます(注:人によって流れは異なります)。


1. 構造見学会参加:5年前
2. モデルハウス宿泊体験(計3ヶ所宿泊済み、過去記事参照):
3. プランニング相談(LCC審査):昨年10月
4. アドバイザリー契約(=仮契約、業務依頼契約:100万円):昨年10月
5. 土地探し・土地契約 → 敷地調査、微動探索、シャドーチェック:昨年12月
6. 設計ヒアリングシート記入・送付(提出):今年1月
7. 設計士と打ち合わせ(ゾーニング)、概算プラン見積もり:今年1月
8. 設計プレゼン・設計打ち合わせ(数回)→ 間取り決定 (←イマココです!)
9. 本契約(工事請負契約)

10. 設備仕様打ち合わせ(数回)→ 仕様決定、プラン内容確定、本見積もり


これまでの打ち合わせ内容の詳細については、以下記事参照してください。


・ゾーニング提案(設計士と初顔合わせ)

・設計プレゼン(初回)

・設計打ち合わせ:間取り決め(その1)

・設計打ち合わせ:間取り決め(その2)

・設計打ち合わせ:間取り決め(その3)


さて、今回行われた2度目の設計プレゼンですが、担当設計士の方からプレゼンの前にプレゼントを渡されました!!⬇️

さあ、中身は一体なんでしょうか!?

子供達もワクワク、ドキドキしています⬇️











中身は・・・ジャジャン!!⬇️














我が家の3D模型でした!!すごい!!


こうして3Dにしてみると、やはり迫力がありますね。

特に南側の吹き抜けの窓の開放感が半端ない!!


他のWHの施主ブログでも模型の紹介はされていたので、おそらくいただけるだろうと思っていた私にとってはサプライズというほどではありませんでしたが、それでもとても嬉しかったです。


模型を作っていただいた方には感謝です!ありがとうございます!!





模型をプレゼントされた後、改めて設計士さんの方から2度目の設計プレゼンしていただきました。


まずは初回プレゼンのときと同様、風配図の説明から⬇️

これに関しては相変わらずよくわかりませんでした🤣


続いてシャドーチェック。これは前回記事でも詳細を述べたように、省エネのためには絶対になくてはならない庇や軒の話です。特に南面の窓において、夏の日射遮蔽と冬の日射取得ができているかどうかが重要になってきます。


まずは夏(7月22日)の日射遮蔽ができているかどうかの確認から。
6時、8時、10時、12時、14時、18時におけるシャドーチェック図を示します⬇️

屋根の軒と窓の庇があることで、南面の窓に当たる日射がばっちり遮蔽できていることがわかりますね!!


それでは、冬の日射取得はどうでしょうか??⬇️

いかがでしょうか??家の中に陽の光が入って欲しい時間帯(日中)にしっかり日射取得ができているのがお分かりいただけるでしょうか?


これこそがいつも松尾設計室の松尾先生が仰っている「(狭義の)パッシブ設計」=「太陽に素直な設計」です。


工務店によっては(それでも全体の数%というところでしょうが)、このようなパッシブ設計が完璧にできているところはあるでしょうけれども、全棟においてここまできちんと各ユーザーに設計プレゼン時に説明していただけるハウスメーカーはほぼ皆無でしょう。
実際に、以前の記事でも書きましたが、全国の住宅展示場に出展しているハウスメーカーでパッシブ設計ができているところは全くありません。もちろん大手ハウスメーカーでもたったの一つもありません。あの高性能をウリにしている一条工務店ですらできていないのです。


ただし、そのようなハウスメーカーでも自分(施主)の工夫次第でパッシブ設計ができるということを述べておられる一条工務店の施主ブロガーもいらっしゃいますので、参考になれば、と思います(nyajirasuさん、勝手な掲載失礼します)⬇️

とはいえ、やはり設計の知識のない人間が自分でソフトを使ってシャドーチェックをしたり、窓の配置や軒や庇の設計を考えるというのは至難の技です。当然ながらそこはパッシブ設計を日常的にやっていて、経験も技術も知識も備えている業者に頼むのがベストだと思います。
何度も申し上げるようですが、このブログをお読みくださっている方の中でまだ建築業者が決まっていない方には、是非ともこの「パッシブ設計」=「太陽に素直な設計」がきちんとできている建築業者を選んでいただき、できる限り省エネ住宅を目指していただきたいと思っています。


さて、ここまでが主に設計に関する話でしたが、以降は間取りの話です。

今回は前回までの打ち合わせで提示された間取りからの変更点はほとんどありませんでした。


1階部分の間取り図⬇️


2階部分の間取り図⬇️


私としてはこの間取りで完成と考えていましたが、前回の打ち合わせ(設計打ち合わせ④)から今回のプレゼンまでの間に、妻としては変更したいポイントが出てたようでした。


細かい部分としては、上記赤丸で示した2階の収納用の部屋(WIC)にもどうしても窓が欲しいという妻の希望があり、防火シャッター付き(高い!!)にはなりますが、窓を設置することにしました。


そして、これが大きな変更になりますが、キッチンの仕様に関する話です。

我が家のキッチンは以前に下図のようなアイランド型にしようという話になっていました(by pinterest)⬇️

アイランド型の長所としては、我が家の場合何と言ってもキッチン〜リビングに回遊動線ができることです。


しかし、玄関ホールのトイレや手洗い場の間取りが変更されたことで、キッチン〜キッチンパントリー(ユーティリティスペース)〜リビングまでの間に、下図のように回遊動線が出来上がり、キッチンをアイランド型にする必要性がないのではないか、という話がここにきて持ち上がってきたのです⬇️


ちなみにペニンシュラ型というのは、以下のようなキッチンカウンターの一方の端が壁になっているタイプのⅠ型キッチンのことです⬇️

ウェルネストホーム千里山モデルハウスのキッチンもこの仕様ですね⬇️

このペニンシュラ型にすれば、シンクとコンロ(ヒーター)が全て前面のキッチンカウンターに納まることになるので、背面のカップボードのスペースが広く取れ、キッチン家電を置くスペースやキッチン収納の絶対量をかなり増やすことができます。


これはやはり主婦である妻にとっては非常に魅力的なことらしく、結局我が家のキッチンは当初の間取りの通り、アイランド型ではなくペニンシュラ型に落ち着きそうです。



もう一つ妻の方から伝えられたやや大きな変更点は、リビング階段につながるスキップフロアをなくす、ということでした⬇️

これは、設計士さんとしては是非やりたい!という感じだったのですが、後付けでもできるし、客間につながる通路に段差がついているのはどうなのか?ということで、なくすことになりました。


なんや、そりゃ!?じゃあ最初から言うなや!!って感じですよね??

設計士さん、あれこれ言ってすみません!!


間取りの話は以上になります。


最後に我が家の外観図を提示しておきます⬇️



いよいよ間取りはほぼほぼ決まり、設計打ち合わせの話は今回で一旦終わりとしたいと思います。


しかし、これで契約してしまったらもう間取りは変えられない(変更したければ多額の費用がかかる)ので、慎重に考えなければなりません。でも、やっとここまで来たか、という感じがして、これまでの設計打ち合わせがすでに懐かしくなっています。

もう後戻りはできなません。


次回はいよいよ本契約(工事請負契約)の話になります。