チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【土地選びのコツ】〇〇に弱い土地はダメ!!

こんにちは、チリです。本日は2020年7月10日金曜日です。


九州では今回の梅雨前線による豪雨を受けて、熊本県南部を中心に各地で川の氾濫や浸水による被害が拡大しており、九州の7県すべてで一時、避難指示が出されました⬇️

また、6日には九州南部に加え、北部でも猛烈な雨が降り、土砂災害の危険が高まっているとして、九州以外でも各地で避難指示が出されました⬇️

その後、大分県日田市では筑後川が氾濫し、さらに被害が拡大しました⬇️

今回の記録的な豪雨でこれまでに熊本県を中心に65人が死亡し、1人が心肺停止、16人が行方不明となっています⬇️


今回の豪雨被害に遭われた方々には、心からお悔やみ申し上げます。


行方不明者や死者も多く出ている今回の豪雨により、さらなる災害対策の徹底が求められると考えられます。


とは言え、このブログでもコロナ騒動のことでも再三再四述べてきた通り、一般的な災害対策も決して中央集権的なものであってはいけません。なぜなら、政府中枢が各地の被害状況を正確に把握することなど極めて困難であり、的確な指示が出せるはずもないからです。現政権が狙っている(災害対策を理由とした)緊急事態条項設置など、ただ権力を掌握するための道具に過ぎず、我々一般国民の権利を迫害することはあれど、命や自由を守ってくれるものでは決してない、ということをぜひ覚えておいてください。


ですから、災害が起こった時には各自治体・コミュニティが中心となって住民の避難指示や被害に遭われた方の救助を迅速に行っていかなければなりませんし、各自治体の責任の下で、日頃から想定される災害に対する対策を怠らず、地域住民にも災害対策の重要性を周知していかなければなりません。


しかし、災害対策においてさらに重要なことは、何よりもまずそのコミュティに属する我々一般市民が災害が起こった時に個人レベルで何ができるのか?をきっちり把握し、日常的に災害に対する意識を高く保つことです。そして、災害に対する準備を常日頃からしておくこと。そうすれば実際に災害が起こった際にも焦ることなく迅速に対応でき、余裕を持った行動が取れるでしょう。


ただし、不幸なことに、いつの世も誰の身にも予想外のことは起こるものです。特に近年の自然災害の規模は異常と言えるもので、台風や今回のような豪雨による大規模な被害があとを絶ちません。いくら個人レベルで日常的に災害対策をしていても、近くの河川が氾濫したら、準備もクソもありません。しかも決壊しないと言われていたダムが決壊したり、氾濫しないと言われていた川が氾濫するような事態が日本だけでなく、海外でも多数報告されています。そのような時には「備えあれば憂いなし」などとは決して言えず、毎年のように超巨大台風や想定外の豪雨被害が予想される今後は、「備えていても憂いあり」と思わなければなりません。


ですから、特にこれからマイホーム計画をするような方々は、当然のごとくまずはハザードマップを確認し、どのような災害に見舞われる可能性があるのかをできる範囲内で把握し、浸水被害や土砂災害の可能性が少しでもあるようなところには居を構えないようにするべきです。



実は私たちも土地を購入する際に、かなり迷った末に、ハザードマップで近くの河川が氾濫しても水害地域に当たらない、より安全な地域の土地を選びました⬇️


つまり、我が家でも
土地購入の決め手は、災害(水害)に強い地域の土地であったわけです。


これは私がいつもこのブログで述べている「快適で安全で安心な家づくり」をする以前の問題です。毎年来る台風や豪雨の時期にビクビクして過ごさなければならないような家が、安心で安全な家などと言えるはずがないからです。我々には住む場所を選ぶ自由はあるのですから、土地選びも深く吟味する必要があると思います。


このブログをお読みいただいている方には、くれぐれも土地選びのときから真剣に災害対策も考えてマイホーム計画を練っていただきたいと思っています。