チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【ハウスメーカー比較】その③:防蟻対策

みなさんこんにちは、チリです。
本日は2020年3月17日火曜です。



さて、今回も前回に引き続きウェルネストホームと一条工務店・スウェーデンハウス・小林住宅という3つのハウスメーカーとの比較記事を書いていこうと思います。
これらのハウスメーカーとウェルネストホームとで、私が徹底比較したポイントは以下の5点です。


1.家の性能(主に気密性・断熱性)
2.換気システム
3.防蟻対策
4.外装・内装(間取りも含めて)の自由度
5.資材・建材へのこだわり


前々回は1つ目の「家の性能」について、前回は2つ目の「換気システム」について、かなり詳しく比較してみました。
今回は比較シリーズ第三弾、3つ目の「防蟻対策」からみていきたいと思います。
それぞれ今回私なりにかなり詳しく調べました。だいたい標準仕様でされている内容について網羅できたんではないかと思いますが、間違っていたらすみません。


それでは早速以下で比較していきましょう!!

3.防腐・防蟻対策

防蟻対策は安全性と有効性はどうなのか、という2点に尽きると思います。
あとは保証はどうなっているのかについて比較させていただきました。

一条工務店

・安全性・有効性

一条工務店の防蟻対策に関しては、HPを読んでもかろうじてACQ加圧注入した柱が使用されていることはわかりますが、他は「適材適所の防腐・防蟻対策」と書かれているのみで、ACQ以外にはどんな薬剤がどこにどのくらい使用されているのか、あるいはその薬剤の安全性や有効性に関する情報が全く出てこず、要領を得ない書き方になっています⬇️


この一条工務店の防蟻処理に関しては、伝説の一条工務店施主ブロガーである「さすけ」さんがかなり詳細に書いていらっしゃるので、気になる方はその記事を読んでください⬇️


このさすけさんの記事によれば、一条工務店ではウェルネストホームでも採用しているACQ処理(加圧注入)された柱を今でも使用してはいますが、施工数の増加に伴って木材調達が難しくなり、徐々にACQ加圧注入していない木材が使用されるようになり、そのために別の薬剤(アリピレスやニッソーコート)塗布が必要になってしまったとのことでした。
これは、コシイプレザービング社のACQ処理木材(通称「緑の柱」)が、天然乾燥木材を使用していることからも当然の成り行きだと思われます(天然乾燥は時間がかかる)。


しかし、さすけさんも記事内で指摘している通り、一条工務店のHPをみると、そのようなことはどこにも書かれておらず、読む人によれば、安全性と効果の高いACQ処理で防蟻対策はバッチリ!という風に受け取ってしまう書き方がされています⬇️


さらに、これもさすけさんが指摘されている通り、一条工務店の建築資材である木材や断熱材に使用されているACQ以外の薬剤(アリピレスやニッソーコート)は、ACQよりも有害性の高い薬剤であり、防蟻効果もACQ加圧注入のものほど長持ちするわけではありません。


これは詐欺とまでは言わないまでも、やはり顧客・施主と真摯に向き合った態度ではないような気はします。


「ACQ加圧注入より安全性も低く、防腐・防蟻効果も劣る薬剤を使用していることは都合の悪い情報だしユーザーには黙っておこう。どうせ詳しく調べなければバレないしわからないことだ」


とタカをくくっている企業の思惑が透けて見えます。
そして、さすけさんの記事でも取り上げられていたように、疑問に思った施主さんが営業の方に聞いてもきちんと答えてくれない、説明してくれないという状態だそうです。


ただし、一条工務店はそれ以外にメリットがたくさんあるため、防蟻対策の不手際のみでそこまで過敏になる必要はないかもしれませんし、今はかなり改善されて、施主が聞けば丁寧に答えてくれるのかもしれませんが・・・。

・保証

メーカー保証期間10年


スウェーデンハウス

・安全性・有効性

スウェーデンハウスの構造材は、JAS(日本農業規格)の含水率基準である19%以下を大きく下回る、概ね15%以下に保たれており、構造躯体の劣化を抑え木材強度も高い状態を確保できるとのことです。含水率が低ければ、温暖多湿を好み乾燥を嫌うシロアリによる食害のリスクが低くなる、とされています。
しかし、もちろんそれだけでシロアリ被害がなくなるわけではなく、スウェーデンハウスでは土壌と木材の双方に防蟻対策が施されています。


まずは、土壌の防蟻処理についてです。


これは基礎の土壌に噴霧器やジョーロなどで「タケロック(大阪ガスケミカル社製)」という薬剤を散布するそうです(以下参考記事⬇️)。

ちなみに「タケロック(大阪ガスケミカル社製)」とは、クロチアニジン(2.0%)、プロピコナゾール(14.0%)、IPBC(6.0%)が含まれた薬剤です。この中で「クロチアニジン」とはネオニコチノイド系の薬剤であり、先述した一条工務店でも、断熱材(EPSなど)に使用されているニッソーコートはこのネオニコチノイド系の薬剤です。


ちなみにご存知の方も多いと思いますが、ネオニコチノイド系薬剤は、以前より「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder:CCD)」(ミツバチが大量に忽然と姿を消すこと)に関係していると考えられてきました⬇️
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3338325/pdf/10646_2012_Article_863.pdf

実際に、ネオニコチノイド系薬剤はミツバチの内分泌系を撹乱することがわかっています⬇️

また、ネオニコチノイド系薬剤は、働きバチのナビゲーションシステムを破壊します⬇️

また、ネオニコチノイド系薬剤は、神経系のアセチルコリン受容体に結合し、神経の電気の流れをブロックします。そして、この神経伝達がブロックされることで感覚の統合や学習という高次脳機能が障害を受けます⬇️


https://jeb.biologists.org/content/219/13/2081
さらに、ネオニコチノイドは体内で代謝される過程でアルデヒドを産生することで、生命場を乱すことが示されていたり、エストロゲン作用をもたらし、環境ホルモンとして働くことが示されています。


そして、ミツバチだけでなく、爬虫類(イモリ)の甲状腺機能を低下させることや、野生の鹿の健康状態を悪化させることも判明しています。

https://www.nature.com/articles/s41598-019-40994-9.pdf


このようなことから、ネオニコチノイド系薬剤は人体にも有害な作用を及ぼすのではないかと考えられています。


ちなみに、ネオニコチノイド系薬剤を含めた農薬や、その他添加物・化学薬品、あるいは遺伝子組換え作物(GMO)などについて、その基礎のサイエンスをつぶさに見ていけば、ほとんどの場合において、利害関係のない第三者機関の判断としては「有害だから使用は控えるべき」、「低容量でも人体にも有害な作用が及ぼされる可能性がある」と結論づけています。
その一方で、開発元や販売元と利害関係の深い研究機関や、経済性などを主張する輩は皆「有害性は定かではない。経済的な観点からも必要悪として認めるべき」というような(基礎のサイエンスを無視した)議論を展開しています。


例えば、以下の記事などはその典型例でしょう⬇️

この記事の文章を読んでもらえれば分かる通り、著者は農薬がなければ経済が立ち行かなくなること(農業生産性ダウン)を主張しており、基礎のサイエンスに基づいた議論はそっちのけで、どこから引っ張ってきたかわからないような情報を元に都合の良い解釈で間違った主張をしており、さらに具体的な根拠を示すことなく個人の想像だけで身勝手な結論を導いています。


基礎のサイエンスが身についている人ではなくても、ある程度想像力のある方であれば、このような主張がいかに危険なものであるかがわかっていただけると思います。
世界的にみても科学的な議論から立ち遅れている日本は、いまだに添加物や農薬の規制が世界一緩い国です。情けない、残念な話です・・・。


話が少し脇に逸れてしまいましたが、以上のことから、ネオニコチノイド系の薬剤は環境負荷や人体に悪影響を与えることが示唆されている以上、自分が住む家には少しであったとしても使いたくないと私は考えています(あくまで個人的見解です)。
ですから、一条工務店やスウェーデンハウスの(ネオニコチノイド系薬剤を使用した)防蟻処理は、私の中ではかなりマイナスポイントです。


さて次に、スウェーデンハウスの木材の薬剤処理についてです。


スウェーデンハウスでは、現地(スウェーデンの工場)でホウ酸処理(これは世界的に防蟻剤として広く使用されている)された木材を使用しており、さらに建設過程で土壌処理と同じく「タケロック」を使用した防蟻処理を行っているようです。また、土台や床根太、胴縁には、耐久性に配慮した加圧注入材を使用しているとのことですが、どうやら私が調べたところでは、これは兼松サステック(株)の加圧注入剤である「ニッサンクリーン」という、これまたイミダクロプリドというネオニコチノイド系の防蟻剤が使用されているようです(間違えていたらすいません)。


ちなみにスウェーデンハウスでは薬剤を吹き付けるのは屋外側の外壁パネルだけで、室内側には木部処理は施さないとのことです(以下記事参照⬇️)。その理由として、「室内側には薬剤をいれたくない」からだそうですが、それって結局「人体に影響する可能性がある」ということがわかっているからなのでは・・・??


この辺は意見の分かれるところでしょうし、どれが正しいというわけではないとは思いますが、先述したさすけさんのブログ記事でもあったように、このような薬剤を使用することに不安が生じた場合にきちんとハウスメーカー側から説明を受けて納得できる、ということが最も大切だと私も思っているところです。


何事も納得できないのに妥協して後で後悔する、などということのないようにしたいものです。

・保証

メーカー保証に関して詳しいことはわかりませんでしたが、基礎の土壌に関しては10年保証とHPには記載がありました。また、10年を超えたものは、5年毎の定期検診で50年目まで無料でみてもらえるそうです(ヒュースドクトル50)⬇️

小林住宅

・安全性・有効性

小林住宅では、「タームガードシステム」という三井化学アグロ(株)が開発した、住宅周囲の土に防蟻剤を散布する(しみ込ませる)システムを使用しています。
これは、新築時に建物基礎に沿って薬剤散布用のパイプを土中にあらかじめ埋め込み、土壌を埋め戻した状態で防蟻薬剤を注入する形になっています(専用のポンプを使用し、高圧力で注入)。パイプには20cm間隔で小孔が開いており、ポンプにより注入された薬剤がこの小孔から土中に噴出することにより、建物外周全体の土壌に防蟻薬剤が処理され、シロアリの侵入を防ぐことができるというシステムです⬇️


実は、一条工務店やスウェーデンハウスの防蟻処理と同様、このときに使用される薬剤が問題ありです。


「タームガードシステム」で使用されている薬剤は「アジェンダSC」というバイエルクロップサイエンス(株)という、あの悪名高いバイエル社(ナチスドイツをバックアップしていた悪魔的企業であったIGファルベンが解体されてできた。2018年これまた悪名高いモンサント社を買収して名実ともに世界ナンバーワンのバイオ企業となった)が母体となった化学会社が開発した製品です。この製品中には、フィプロニルという薬剤が9.1%含まれています。
フィプロニルは神経伝達物質であるGABAの作用を阻害して神経伝達を遮断することで、広範囲の昆虫に対して高い殺虫効果をもたらします。
また、遅効性であることから、これを餌と共に摂食した個体は、致死までに帰巣が可能なことが特徴です。特にゴキブリやアリの場合、本剤を摂取して帰巣した個体の糞や死骸を他の個体が摂食することで、巣の集団全体へ効果が拡散するドミノ効果が期待できるとされています。


実はこのフィプロニルという薬剤は、ヨーロッパ諸国では農薬としての使用が禁止されているいわくつきの薬剤です。


EUでは以前からヒマワリやトウモロコシの種のコーティング、温室栽培などにフィプロニルを使用していましたが、これがミツバチの大量死(蜂群崩壊症候群)の大きな要因であるとされ、次第にフィプロニルを使用禁止にする国は増え続け、最後にはヨーロッパではオランダとベルギーだけで一部が使用されていただけでした。
ただ、販売禁止は農薬についてだけで、フィプロニルを含むペットのダニ防止剤やゴキブリなどの害虫駆除剤としての販売は続いています。


一方、日本では、ゴキブリなどの防虫駆除剤のほか、農薬としてもコメ、キャベツ、トウモロコシなどにいまだに使われています。


環境活動団体であるグリーンピース・ジャパンは、国立環境研究所がフィプロニルを使った水田で行った実験で、トンボの発生や生育に悪影響があったという発表などをもとに、日本での使用継続を問題視しています。
世界保健機構(WHO)は、フィプロニルを「ヒトへの毒性中程度の物質」に分類していますが、フィプロニルはネオニコチノイドと同じく、神経細胞のGABA受容体に作用する薬であり、慢性持続摂取・暴露により、何らかの健康影響が出る可能性は否定できません。


ミツバチの大量死を招く化学物質を次第に制限しにかかっているEUに比べると、日本ははるかに対策が遅れています。


しかも、それが住宅の防蟻剤として庭の土壌中に散布されているというのは驚きです。


もちろん最終的には個人の捉え方次第だと思いますが、私はこのような人体や環境に影響を与えることが示唆されている薬剤を自分の家には使いたいとは思いません。


というかそもそも例え有効性が優れていたとしても、安全性に問題がある防蟻剤を好んで使用したいという人などいるのでしょうか・・・?

・保証

メーカー保証5年(5年毎に薬剤注入)


ウェルネストホーム

・安全性・有効性

実は一条工務店やスウェーデンハウスのように、薬剤塗布するシロアリ対策は安全性に問題があるばかりか、有効性にも問題があります。

なぜなら、また、一般的に薬剤塗布の目安とされている「地面からの高さ1m」をはるかに超えた3mの高さでも数多くのシロアリ被害が確認されているからです。つまり、一般的なシロアリ対策工事方法である地面1mの防蟻処理だけでは、シロアリと木の腐れから大切な我が家を守るのは困難であることが、調査結果から明らかになったということです。


そして、一般的には薬剤塗布による防蟻処理の場合、本当は「目視できない壁の中」こそ常に再処理し、目視で確認する必要があります。しかし、現実的にはそんなことは不可能で、一般的な木材住宅は時間が経てばいずれはシロアリ被害に遭うリスクが潜在的に存在している、ということです。


一方で、ウェルネストホームの防蟻対策はコシイプレザービング(株)ハウスガードシステム、通称「緑の柱」
「緑の柱」とは、特殊な薬剤(ACQ)が加圧注入された耐久性に優れた木材であり、ウェルネストホームでは「緑の柱」を土台だけではなく1階の柱まで全部に採用しています。一階の柱と基礎部分を標準使用として使用しており、二階から屋根部分の柱までの使用もできるそうですが、これはオプションとなっています。
「緑の柱」の防蟻成分は銅化合物などの安定した天然資源のため、揮発や劣化を起こすことがありません。そのため効果が半永久的に持続するので、壁内部の再施工の必要がありません。


ちなみに、加圧注入処理で使用する薬剤ACQの主成分は、「銅化合物」と「塩化ベンザルコニウム」です。
「銅化合物」は10円玉などの銅貨をはじめ調理器具などに用いられており、非常に馴染み深い存在です。
「塩化ベンザルコニウム」は陽イオン界面活性剤の一種であり、医薬品として歯磨き粉やウエットティッシュ、コンタクトレンズ洗浄液や洗濯用洗剤などの防腐剤や、病院などでは消毒液などとして使用されている一般的な安全性の確認された薬剤です。


安全性に関してさらに言えば、ラットを使った経口毒性調査・LD50(Lethal Dose 50%:半数致死量のこと)値でACQ処理液を他の様々な物質と比較したものを確認すると、砂糖とほぼ同等のLD50値だということがわかっています。
もちろん「食べ物」と「ACQ処理液」は用途が異なりすぎますので、単純に比較はできませんが、口に入れた時でも塩やトウガラシ、コーヒー等の食品よりも安全性が高いレベルの薬剤であるということが示されています。


また、一部では「緑の柱」は金属を腐らせるからだめだという言説がまことしやかに囁かれていますが、これもよくある誤解の一つです。


太い釘の耐力はACQの電蝕程度では本来の強度が落ちるようなことはありません。
同じ理由で、さらに厚みのある耐震系の金物も全く問題ありません。


金物メーカーでは、そもそもちょっと表面が錆びたぐらいで強度や耐震性能が失われるような製品はそもそも作られていませんし、鉄くぎが電飾で錆びることによって、耐震性が損なわれるようなことはありません。


しかし、ウェルネストホームでは、そもそも電蝕を起こさないように、表面が絶縁コーティングされた対電蝕用の専用釘を使用していますから、そもそも電蝕錆びすら発生しないような工夫が入念にされています。
この念の入れようは、他のハウスメーカーでは真似できないことなのではないか、と私は思います。


コシイプレザービング社のハウスガードシステム、通称「緑の柱」についての詳細は、以下の記事を参考にしていただければと思います⬇️


さらに、ウェルネストホームでは、外壁には断熱材(ロックウール)を含めて無機物が使用されており、内壁側に使用されているセルロースファイバーも防蟻処理(ホウ酸処理)が施されているため、むしろシロアリを退治する作用さえあります(以下記事参照)⬇️

また、床下の断熱は蟻道の見えない基礎断熱ではなく、床断熱を施しており、万一シロアリに侵入されても蟻道が確認できるため、対策できるというメリットがあります。このようにウェルネストホームのシロアリ対策には余念がありません。


ちなみに、上記のような基礎断熱のシロアリに対する脆弱性については、以下の記事をご覧ください⬇️

基礎断熱ではどれだけ対策を施しても、シロアリが断熱材を食い破って侵入してくることが示されています。このことからも、基礎断熱はシロアリに対して脆弱であることがわかっていただけると思います。
このような基礎断熱の弱点を埋めるために小林住宅や住友林業などでは「タームガードシステム」を採用しているわけですが、これは使用されている薬剤の危険性が示唆されているということは先にお示しした通りです。

・保証

メーカー保証は10年。10年目以降、定期的に有償メンテナンスをすることで保証延長がされるようです(詳細は別途保証規定による)。



以上、各ハウスメーカーのシロアリ対策について、長々と書いてみましたがいかがでしたでしょうか??


私の調査不足で、各社のシロアリ対策について補って説明すべき点はあるかとは思いますが、大体の内容はまとめられたのではないかと考えています。


それぞれのハウスメーカーの防蟻処理において長所・短所はあると思います。
メーカー保証もどれくらいの期間保証されるのか、は非常に重要です。


しかし、私が防蟻処理に対して最も重要視することは、やはり確実な有効性と安全性です。


各社が採用している防蟻剤に関しては色々な情報が出回っていますが、私が調べた限りでは日本国内で一般的に使用されている防蟻剤で安全で効果が高いと言えるものは、ホウ酸処理か加圧処理剤(ACQ)だと思います。


私は防蟻剤の専門家でもありませんし、これ以外は絶対にダメだと言える立場ではありませんが、私個人の見解として、ネオニコチノイド系などの防蟻剤を木材に塗布処理しているものや、タームガードのように防蟻剤を土壌に染み込ませるタイプの防蟻処理システムは自分の家には使いたくありません。


しかし、あくまでもこれは私個人の意見であり、防蟻処理に関してはそれぞれのハウスメーカーに尋ねて確かめ、自分で調べた上で判断されるのが良いと思います。


以上から、私としてはウェルネストホームが最も安全性・有効性の高い防蟻処理をしていると思いますので、防蟻処理だけで選んだ場合、ウェルネストホームという選択になるかな、という気がしています。


しかし、これはあくまでも私個人の見解ですから、参考程度にとどめておいていただければ、と思います。ハウスメーカーを選ぶ基準は人それぞれですし、それを全て否定するようなつもりはさらさらありませんので。


何かご不満や意見などございましたら、コメントいただければ幸いです。


本日は以上です!