チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【設備仕様打ち合わせ】こだわりの床材

こんにちは、チリです。

本日は2020年9月28日月曜日です。


いよいよ我が家とハウスメーカーとの仕様打ち合わせも佳境に入ってきました。あと数回で仕様打ち合わせも終了する目処が立ってきました。やっとゴールが見えてきた感じです(本当はゴールでなく、建築スタートですが・・・)。



さて、今回は我が家の「床材の仕様」について書いていきたいと思います。

我が家の床材の仕様①

ウェルネストホームこだわりの無垢床

床材に関しては、以前も私の家づくりに対するこだわりの一つとしてまとめた記事がありますので、それも参考にしてみてください⬇️

ちなみに、ウェルネストホームの床材の標準仕様は、オリジナルの無垢床になっています⬇️

「無垢フローリング」が持つ魅力と木へのこだわり【オークの床】 | WELLNEST HOME


我が家では、床材は水周り以外は全て無垢床を採用することにしました。

1階フロアは基本的にはウェルネストホームの標準仕様のヨーロピアンオークを選択しました⬇️

ウェルネストホームがこだわりぬいて厳選されている、樹齢200年のオークです!!


ウェルネストホームでは、そのオーク材を幅広長尺一枚フローリングとして使用しています。樹齢の浅い木材を継ぎ足して作る「ユニ加工」とは、仕上がりの美しさの次元が違います。


そして、ウェルネストホームでは、デンマーク産樹齢200年のヨーロピアンオークをメインに、北ヨーロッパ産のヨーロピアンオーク材を無垢フローリングの床材として使用していますが、それらは全て「持続可能な森」から切り出されています。


「持続可能な森」とは、森の存続を第一に考えている「Sustainability(サスティナビリティ):持続可能性」の理念に基づき、伐採と植林が同時に行われている途絶えることのない森のことです。

ウェルネストホームでは、森林保護に貢献しという理念を持っており、無垢フローリングの供給元はすべて持続可能な森林管理を推進することを目的とするサスティナビリティ認証(FSC認証)を受けています。


また、ウェルネストホームでは、違法伐採に加担しない、という理念も持っており、違法伐採の疑いのある「Traceability(トレーサビリティ):追跡可能性」の取れない無垢材は一切採用されていません。


さらに、ウェルネストホームでは、原材料となる木材の追跡可能性のみならず、その木材を製造・加工する工場にまでこだわっておられます。

100年以上にわたり、森林を守る取り組みを続けているマレーシアで、かつ生産ラインの労働環境にまで配慮した厳選された工場で製造・加工されたものを使用しているのです。


すなわち、ウェルネストホームでは、持続可能な森林から取れた質の高い木材を無垢床材として採用しており、かつその木材がどこで取れて、どこで加工されているか、ということまでもが消費者にわかるまさに「顔の見える家づくり」を心がけておられます。


このようなこだわりのある無垢床を標準仕様で採用できるというのは、神谷のフルハイトドアの時もそうでしたが、ウェルネストホームの施主としては非常に嬉しい限りです。


ちなみに、樹種は「ヨーロピアンオーク」以外にも選べて、私が見せてもらったものとしては、「クリ」、「カバザクラ」、「バーチ」がありました。


それでは、以下で具体的に我が家に採用した無垢床について書いていこうと思います。


・1F 玄関ホール、LDK、スタディルーム、ファミリークローゼット、2F居室(主寝室以外)

1F間取り⬇️

2F間取り⬇️

上記の間取りの赤枠内の部分(1Fフロアのほとんどと2F居室)には、ウェルネストホームの標準仕様である無垢床として、ヨーロピアンオークを採用しました。張り方は最もベーシックな定尺張りで幅は190mm。


無垢床の張り方や幅については以下の記事を参照してください⬇️


床のイメージとしてはこんな雰囲気になれば良いかと思っています(天井は関係ありません。画像はマルホンHPより)⬇️

すごく良い雰囲気ですよね!!


ちなみに、ウェルネストホームの無垢床の幅は90mm、120mm、190mmから選択できるようですが、ICさんにも勧められ、我が家は千里山モデルハウスの無垢床と同じ190mm幅のものを選びました!!

でも190mmってすごい広幅ですよね。大抵の場合、無垢床は75〜90mmの幅が多く、広くても120mm幅のものが多いと思いますが、約20cmも幅がある無垢床だと床が広く感じられるような気がしますし、木材本来の質感もより一層感じられるサイズだと思います。これもウェルネストホームが標準としている無垢床の良いところですね!!

・2F廊下

我が家の床はそのほとんどをウェルネストホーム標準の「(ヨーロピアン)オーク」にし、玄関ホールや廊下も全て「オーク」190mm幅のものを採用することにしました。しかしながら、同じオーク材でも、2F廊下は少し違った表情をつけることにしました(以下赤枠内)⬇️

どのように表情を変えたかというと、無垢材の張り方を変えました。「ヘリンボーン」張りという張り方にし、少しアンティークな風合いを作ろうと考えました(画像はPinterestより)⬇️

ちなみに「ヘリンボーン(herringbone)」とは、「ニシンの骨」という意味らしく、その模様が開いた魚の骨に似ていることから名付けられたそうです。確かに細い木が折り重なって、魚の骨のように見えていますよね。材木は細い方が良いということで、この床にはウェルネストホーム標準の「ヨーロピアンオーク」90mm幅のものを採用しました。


ちなみに2階廊下だけヘリンボーンにするだけでも、まさかの施工費用がプラス10万超え!!

LDKの床一式ヘリンボーンにしている人とかもたまに見かけますが、床だけで施工費用いくらかかってんの!!って感じです。

・1F客間(和室)の板間(縁側)

これはもしかしたら今まで書いたことがなかったかもしれませんが、我が家では客間に板間(縁側)を採用することにしました。イメージとしては以下のような感じ(画像はRoomClipより)⬇️

我が家の間取り図でいうと以下の赤枠内の場所です⬇️

大抵の場合、和室に縁側を設ける場合、板間と畳間の間に障子をつけるのが一般的だとは思いますが、我が家の場合、空間的な狭さを感じるのが嫌だったため、障子はつけないことにしました。


そして、この縁側の部分に貼る肝心の床材ですが、ウェルネストホーム標準仕様の「カバザクラ」120mm幅のものを採用することにしました。「カバザクラ」は「オーク」に比べると淡く少しピンクがかった色で、とても落ち着いた雰囲気を醸し出してくれる樹種だと感じたので、縁側の床材として採用しました(あと妻の好みもあり)。

・主寝室(マスターベッドルーム)

さて、私のこだわりたい主寝室ですが、この部屋だけは雰囲気をガラリと変えたかったので、最初はカーペットフロアにするか、タイルを敷いても良いのかな、と思っていました(画像はPinterestより)⬇️

しかし、妻に大反対されたのと、実家でも慣れ親しんで暮らしてきた無垢床が良い、ということで、ウェルネストホーム先輩施主ブロガー「ひーたんママ」さんにならって、主寝室には「マルホン」の無垢床を採用することにしました⬇️


ちなみに、私は無垢床やその他の仕様に関しては、ウェルネストホーム施主である「ひーたんママ」さんと、山陰で低燃費住宅施工工務店で建てられた「モモチカ」さんを大変参考にさせていただいています(お二人とも、勝手な掲載お許しください)⬇️



少し話が逸れましたが、結局主寝室の床は、マルホンのオイル塗装した「アカシア」という樹種の120mm幅を選びました⬇️


床のイメージとしては以下のような感じ(画像はRoomClipより)⬇️


ところで、私は明るい無垢床しか経験したことがなかった(実家は全てヒノキ)ために、少し暗めの無垢床に憧れがあったため、最初は主寝室の床には「アカシア」ではなく、「ウォルナット」を考えていました。


しかし、アカシアとウォルナットを実際にハウスメーカー側にサンプル請求してもらい、見比べてみたところ、ウォルナットは少し色味が暗すぎたのと、アカシアの方が木材自体の表情が圧倒的に豊かだったのでアカシアにしました。


この辺は本当に好みによって分かれるところだとは思いますが、我が家の場合、結局私も私の妻も「(見た目にも)明るい家にしたい」という希望があり、色味の暗いものは敬遠しがちなところがあるのかな、と感じています。




さて、また我が家が採用した無垢床について長々と書いてきましたが、いかがだったでしょうか??


ちなみに我が家で採用した無垢床はオイル塗装しているものになるのですが、日々のメンテナンス(床拭きや掃除機)だけではなく、やはり定期的(一年に一度程度)にワックス処理してあげるのが良いようです⬇️

実は私はすでにあるルートから仕入れた大量の蜜蝋とココナッツオイルを使って自家製で蜜蝋ワックスを作製しており、これを無垢床のオイル塗装剤として使用してみようと考えています。


もしこの自家製蜜蝋ワックスを使ってみたい、という方が万が一いらっしゃいましたら、コメントに書いてください。作り方などお教えすることは可能ですし、私が作ったもので良ければお送りすることも可能です。


それでは、次回は残った部屋(水回り)の床の仕様も含めて、我が家が採用したタイルについて書いてみようと思います。