チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【設備仕様打ち合わせ】主寝室だけはこだわらせてください!!

こんにちは、本日は2020年10月19日の月曜日です。


さて、いよいよ本日は私が最もこだわりたいマスターベッドルームについて書いてみたいと思います。

我が家の主寝室の仕様

こだわりポイント1:ホテルライク+シンプルなデザイン

我が家の主寝室はこれからの人生で私が最も長い時間過ごすことになるであろう場所です。なので、できるだけ居心地が良い部屋にしたいと考えています。そのためにはできるだけ飽きのこないシンプルなデザインの寝室にして、なおかつ設備や照明にはこだわって、シンプルながらも機能的でオシャレなホテルライクな雰囲気にしたいと考えています。


私の中での理想のイメージとしては以下のような感じ⬇️

ウェルネストホームは床が標準で無垢床、かつ壁は漆喰なので、それだけでシンプルで上質な雰囲気にはなると思います。そこに高級なベッドがあればそれだけでホテルライクな空間に仕上がると思います。


私は子供が生まれてこの方、夫婦と子供四人と川の字になってフローリングの上に布団を直敷して寝ている状態なので、いつかはこのような上質な高級ベッドを使いたいと思っていましたが、新居では睡眠の質を高めるためにも、絶対に高級ベッドを導入します(ここで宣言してどうする)!!


できればシモンズ製のマットレスで!!⬇️

主寝室にこんなベッドがおいてあるだけでホテルライクな空間はほぼ完成です!


ちなみにベッドは”SCANTEAK”というフィリピンのチーク材を使用した家具メーカーのものを狙っています⬇️

このナチュラルな雰囲気が我が家の家づくりのコンセプトともマッチして、素敵な空間になりそうな気がしています。


さらに、先の写真でお見せしたように水回り(トイレ・シャワー・洗面台)もついていれば、「その空間だけで生活できる」部屋になり、機能的で快適な最高の寝室が出来上がるのではないかと思っています。

こだわりポイント2:シャワールーム

実は私はあるYouTube動画とブログ記事を見てから、将来を見据えて我が家の主寝室はぜひとも海外のマスターベッドルーム仕様にしたいと考えていました。


そのYouTube動画とは、ラグジュの本橋さんが「未来の間取り」について予想されている動画です⬇️


ズバリ!!予想!!未来の間取りプラン!!住宅の家づくり未来に必要な物って?
この動画の中で、コモンスペース(パブリックスペース)とプライベートスペースを分けて考えるのであれば、「主寝室は欧米のマスターベッドルームのように水回りをセットで考えた方が良い」というような趣旨のことが述べられており、それを聞いて私はハッとさせられました。


また、以下のブログ記事でも同様のことが述べられており、欧米では主寝室に隣接する形で水回り(トイレやバスルーム)を配置することで、家のマスターとお客さんのプライバシーが双方守られる形になると考えられているのだ、ということがわかりました⬇️


この考え方ってすごく大事だと思います。今から家づくりをしたい方や今家づくりをされている方は、自分たちが子供や来客者のプライバシーもできる限り守られる形の家づくりができているかどうかについて、もう少し考えてみても良いかもしれませんね。


さらに、以下の記事では海外では日本と異なり、親(特に父親)と子供が一緒にお風呂に入ることなどない、ということが書かれていました⬇️


また上掲記事によれば、欧米ではやはり我が家のように子供と川の字に寝る、などということはせずに、寝室も子供と分けるのだ、ということでした。そして、それは「しつけ」「子供の自立」のためではなく、「夫婦の営み」のためだという話で、これは私からすれば衝撃というか、とても新鮮な話のように思えました。


日本では昔から父親は夜遅くまで働き、帰ってきたら妻は子供と川の字で寝ており、自分も疲れて寝てしまう。あるいは最近だと共働き家庭が増えてきており、そもそもお互い仕事と子育て・家事などに追われて夫婦の時間がなかなか取れず、セックスレスになっていき関係性もギクシャクしてしまう。


このようなことは、往々にして日本の一般家庭ではよくあることなのではないでしょうか??


だからこそ、そうならないように欧米では夫婦のプライベート空間をこそ住宅設計の段階からきっちり確保し、夫婦で良い関係性を築いていこうという意識が高いが、日本ではそのような考え方すらない(と言ったら言い過ぎかもしれませんが、一般的ではない)。それでは夫婦の関係性ももしも悪化した場合に改善しにくいと思いますし、何よりそうなった時に夫婦だけでなく、家族の形が崩れてしまう可能性が高い。


すなわち、自分だけのためでもなく夫婦だけのためでもなく、家族全員のためにも、主寝室を適で過ごしやすい夫婦だけのプライベート空間であるマスターベッドルーム仕様にすることが大切なのだと私は思うのです。


我が家でも、コモンスペースとプライベートスペースを分ける間取りを設段階でわざわざ考えておきながら、今までそのような考えすらなかったことが、私からすれば逆に不思議に思えました。


そこで、妻に主寝室のWIC(の一部)を水回りにして、マスターベッドルーム仕様にする計画について情報共有してみたのですが、見事に烈火のごとく猛烈に反対され、「海外のマスターベッドルーム仕様にするなら、私は絶対に主寝室では寝ない」とまで言われてしまいました。


その理由を聞くと、「余計にカネがかかって無駄だし、水回りの掃除が面倒くさい」からだということでした。これはもっともな理由かもしれませんが、そもそもそこにお金をかける価値があるからこそマスターベッドルーム仕様にしたいと思っているのですが・・・。それに掃除なんか自分でやるし。


しかし、どうやら妻には私の考えを理解してもらうことは無理なようです。どうしても嫌だと言って聞かないので、主寝室をマスターベッドルーム仕様にする計画はきっぱり諦めました。


しかし、主寝室をマスターベッドルーム仕様にしたいと思うよりも前から少し考えていたシャワーブースだけはどうしても諦めきれず、わざわざ”タケシタ”というバスメーカーのシステムオーダーバス(http://www.takeshita.com)と、KOHLER社のオーダーバス(https://jpkohler.com/freeplan/freeplan.html)の見積もりを取ってもらい、LIXILのシステムシャワーユニット(https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/ns/)も検討することにしました。


最初はどうせシャワーブースを作るなら、海外製品への憧れもあり、「グローエ」社製のサーモスタットを使ってみたかった私は、以下の製品をつけた場合にどのくらいの見積もりになるのかを各社に頼んでみました(画像はメーカーHPより)⬇️

他にも床材にサーモタイルをしつらえ、オーバーヘッドシャワーも追加してもらった場合の見積もりを出してもらうと、ななななんと!!


タケシタ:360万円

KOHLER社:440万円


也!!!


なんと、タカラのユニットバスの2倍以上かかる!!


はい、もちろんこれは妻が反対するどうこうの問題以前に、ソッコーで諦めました(笑)。

見積もり取りに一緒についてきてくださった設計のHさん、本当に無駄な時間取らせてすみませんでした!!


ですので、結局はLIXILの既製品の中から選ぶことにしました。「シャワーユニットNS」というシリーズです(画像はメーカーHPより)⬇️

このユニットシャワーは、お気付きの方も多いと思いますが、実はLIXILの高級システムバス「スパージュ」と同じシャワーシステムが標準でついているんです。すごくいいですよね!!ただ、お値段はやはりそれなりに・・・。


施工費用も合わせると、合計で180万円也!!


これでもタカラの風呂よりも高く、私の給料の数ヶ月分もあるのですが、これからローンを返していくために馬車馬のように働くことを考えたら、まあこれくらいのプラスは許容範囲!!と考え、採用することにしました。


しかし、今でも妻からは猛烈に反対されており、私のこだわの部分として受け入れてもらうよう今でも説得中です(本当はそれが家族のためにもなる、と思っているのですが、その考え方を受け入れてもらうことは不可能なようです)。もちろん妻は頑なに首を縦には振らないだろうと思いますが、次回打ち合わせまでにできる限り説得してみようと思っています。

こだわりポイント3:照明・家具

寝室にはダウンライトは一切つけていない人が多いのではないでしょうか??


今私が住んでいる賃貸の寝室にも、シーリングライトが一つついているだけで、それ以外はダウンライトも何もついていません。


新居でもダウンライトはつけず、自分で気に入った照明を選んでつけようと考えています。そして、気に入った照明を施主支給します。


部屋のど真ん中にはシーリングライトの代わりにFLOS社の「MOD.2097」を⬇️

部屋の片隅には、これまたFLOS社の「グローボールフロアライト」を⬇️

その脇には、こだわりのソファ。主寝室には無骨なソファよりも柔らかい印象のあるソファを。

フィン・ユールの「Poet sofa」⬇️

あるいはハイメ・アジョンの「ファウン・ソファ」⬇️

どちらもファブリックでシックな雰囲気ながら、とても柔らかな印象を与えるフォルムのソファで、私が目指すホテルライクながらもシンプルなデザインの部屋にベストマッチするのではないかと(勝手に)思っています。


とはいえ、どちらも高すぎて買えないと思いますが・・・。


実際の部屋の雰囲気は来年の内覧会にて。

こだわりポイント4:シアタールーム

以前より映画鑑賞が大好きだった私は、新築を建てる際にはどこかにシアタールームを作ろうと考えていました。


また、マスメディアは支配者の都合の良い情報しか流さず、テレビはその洗脳道具でしかないため、私はテレビをほとんど見ないので、本来ならばテレビを次の家では購入せず、その代わりにリビングにはプロジェクターと大型の(100インチくらい)スクリーンを設けて、大迫力な映画館のような雰囲気にしてネットに繋いで自分のみたいYouTube動画や映画やドラマを見ることができれば良いな、と考えていました。


しかし、私が「これからの時代、テレビはオワコン。もう見ないし必要ない」という話をしても、妻がテレビは絶対に買ってリビングに置くと言って聞かない(ここでも意見の相違が!!)ので、妻に配慮して仕方なく主寝室をシアタールーム仕様にすることにしました。


最初は「ポップインアラジン」というシーリングライトにプロジェクターがついている商品を採用しようと考えていました⬇️

イメージとしては以下のような感じ⬇️

しかし、我が家では無線LANなどから拡散される高周波電磁波の影響を鑑みて、すべて有線でインターネットに接続する形にしようと考えています。

その詳細は別の記事で述べたいと思います。


なので、残念ながら無線(WiFi)しか対応していないこのポップインアラジンを我が家に採用することは不可能です。


ですから、ネット配信番組などを見る場合には、有線でネットに繋げられるプロジェクターを採用するしかないのですが、今はまだどんな仕様にすれば良いかまとまっておらず、ホームシアター仕様を採用している方のブログを読み漁っているところです。


また細かな仕様は内覧会の際にでもお知らせしようと思います。

こだわりポイント5:床材=カーペット(:10月21日追記)

これ重要なポイントなのに、書くの忘れていました。


我が家の主寝室の床材は、最初は無垢床にしようと考えていました。そして、その場合標準仕様ではなく、採用したい無垢床材がありました。それは、「マルホン」という無垢床専門メーカーの無垢材です⬇️


実はこの会社についても、ウェルネストホームの施主ブロガーである「ひーたんママ」さんの記事で紹介されていたので知ることができました⬇️

我が家のLDKにはヨーロピアン・オークを使用することにしたので、色の濃い無垢材を採用するつもりでしたが、その中でも表情豊かなアカシア(120mm幅)を選ぶことにしました⬇️


しかしながら、残念なことに結局主寝室にはマルホンの無垢床を採用するのを止めることにしました。その理由はオプション金額が高額であったことと、以下のYouTube動画を見て、「主寝室はカーペットフロアにしたい!!」と思ったからです⬇️

カーペット床を採用したデザイン住宅に丸々3年住んでみて感じた事
この方のように、クローゼットもカーペットにしても良いかも!!と思っています。


汚れたらどうするんだ!!と考える方もいるかもしれませんが、個人的には主寝室やクローゼットだとそれほど汚れる心配はないと思うのですが・・・。


私自身カーペットフロアは未だかつて経験がないもので、正直ずっと憧れていた部分はありましたが、我が家に採用したいとは最初は思っていませんでした。しかし、先に挙げた動画を見て、「カーペットフロアもいいなあ」と思ってしまったのです。


そして、以下の本橋さんの動画を見て、「ああもう絶対に主寝室はカーペットにしよう」と決めたのです⬇️

カーペットは絶滅!?【住宅に健康なカーペット?】日本カーペット工業組合に聞く!カーペットは健康的な素材なの??
しかし、問題はカーペットの敷き方です。ウェルネストホームの標準仕様は無垢床ですが、床をカーペットにしたい場合、この無垢床をつける前にカーペットを敷いてしまった方が良いものか、それとも無垢床の上からカーペットを敷いた方が良いのか??


この点に関して本橋さんの動画でも出ておられた「堀田カーペット」さんに先日直接問い合わせてみましたが、まだ返事が来ません⬇️

我が家の主寝室の床をカーペットにするならば、この堀田カーペット社のウールカーペットを採用したいと考えています。


ただカーペットをどの会社のどの素材を選ぶかを決める以前に、そもそもカーペットを床に敷くことに関してまたもや妻に反対されており、どうしようか悩み中です。



マスターベッドルームに関しては以上です。

何か皆様にとって参考になることがあれば幸いです。


追記:

結局シャワーブース設置もカーペットフロアも、妻に認めてもらえず、設置はあきらめました。

シャワーブースに関しては、「寝室に水回りが必要な理由かわからない」、カーペットフロアに関しては、「埃立つ、掃除が大変」と言われて一蹴されてしまいました。

妻よ・・・、頼むから私の言うことを否定する前に、自分でも調べてくれないか??


シャワーブースに関しては欧米では「マスター」の部屋には水回りがあることが普通だし、カーペットフロアに関してはむしろ埃は立たず、掃除も楽なんだが・・・。


しかし、いつものことながら仕様に関して妻と意見がなかなか合わなくて苦戦しています。そして大抵の場合私の希望は叶えられず(泣)

どうしたら、理解してもらえるのだろうか??

まぁウェルネストホームで建てられただけでも良しとして、諦めるしかないのでしょうけれども・・・。