チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【3Dパースの重要性と必要性】ウェルネストホームの最大の弱点!?

こんにちは、チリです。本日は2021年1月25日の月曜日です。


連日の投稿は本当に久しぶりです。


ところで、今日の本題に行く前に昨日の投稿についてですが、特に後半部分は遅い時間帯に地鎮祭でいただいたお酒を飲みながら、意識朦朧としながら編集していたということもあって、これまでにないほど醜悪な記事になっていたことに後で気づきました。グチならまだしも、単なる他者の悪口とも捉えられかねない表現がなされていました。あとあと自分で読んで気になった部分は全て削除いたしました。読んだ方には大変不快な思いをさせてしまったこと、この場を借りて深く陳謝いたします。大変申し訳ございませんでした。



さて、それでは気を取り直して、今日の本題に入っていきたいと思います。

今回は、タイトルの通り私が感じた「ウェルネストホームの弱点」について述べていきたいと思います。

ウェルネストホームの弱点:3Dパースがない!!

3Dパースがないと家の中のイメージがつきにくい

我が家は昨年末でハウスメーカーとの仕様打ち合わせは全て終了しましたが、打ち合わせをしている時から、ずうっと心に引っかかっていたことがありました。


それは、「家の中の状況が2次元の図面でしか確認できていない」ということでした。

どういうことかというと、ウェルネストホームでは設計や仕様打ち合わせの際に、3Dで図面を落とし込んだパースを見せてもらえない(作ってもらえない)ため、残念ながら2Dでしか家の状況が確認できない、ということです。


設計プレゼンの際に模型を作成してもらえたり、仕様打ち合わせ中に専属のインテリアコーディネーターさんに手書きのパースを一部作成してもらえたりしました(それについては非常に良かったし感謝しています)が、全体的な家の雰囲気やトータルコーディネートが全くイメージできず、本当に困りました。


持ち帰った提案を夫婦であれこれ議論してみるものの、結局うまくイメージできず、自分たちの頭の中に落とし込むことができない状態で時間ばかりが過ぎ、うまくまとまらないため、お互いイライラして夫婦間の無駄な争いも増えた気がします。そして、結局完璧には決まらないままモヤモヤしたまま次の打ち合わせに入る、ということが何度も繰り返されました。

そうするとなかなか打ち合わせも進まないし中身が決まらず、ハウスメーカー側の担当者(特にインテリアコーディネータの方)も相当イライラされていたのではないかと思います。実際に、提案してもらったり一度は決まりかけていたことを何度もボツにしたり覆したりしていたので、相手側もかなり困っていたと思います。


それもこれも、今思えば全て「施主である我々が設計も仕様も2Dの図面上でしか確認できず、3Dでのイメージが全くできていなかったから」ということが大きいのではないかと私は考えています。


例えば、以下のような3Dイメージを、2次元の間取り図からイメージできる人って、どれくらいいるのでしょう??(無料素材の画像)

3Dイメージの重要性と、プロが使うソフトの必要性

ですから私は、他の施主ブロガーさんたちもやっていらっしゃるように、自分でフリーのCADソフト(素人でも使える)をダウンロードして、自分の家の3Dパースを自分で作成して確認していました。しかし、そんなフリーのショボいアプリではもちろん不十分で、いくら時間をかけて作っても、全く自分の頭の中のイメージを再現し、3Dイメージとして落とし込むことができませんでした。


逆に、大手ハウスメーカーや工務店でも割と大きなところであれば、3DのCGパースを設計打ち合わせの時から作成してもらえて、やはりそれだと家の中のイメージがとてもつきやすいようです。しかも、それは誰でも無料で使用できるショボいCADソフトなどではなく、とんでもない高額で導入しなければならない本格的なプロ仕様のCADソフトです。ですから、もちろんこのソフトを扱える営業さんはそれなりにソフトを扱えるよう訓練を受けているはずですし、設計担当者やインテリアプランナー・コーディネーターも、そのソフトで作ったデータを元に施主との打ち合わせを進めていけるわけです。


この精緻な3Dパースを作れるプロ向けCADソフトがあるのとないのとでは、設計や仕様打ち合わせの質に雲泥の差が出てくるのではないかと私は思います。


もし3Dパースでその都度確認しながら設計や仕様打ち合わせを進められたら、自分たちがイメージしていた家の外観や内装・間取りと全く同じ、というわけにはいかないまでも、実際建てた家がそう大きくイメージとズレることはない気がします。しかも、その3Dパース作成のためのプロ仕様CADソフトを使いこなせる営業や専属の設計士やインテリアコーディネーター(IC)がいれば、間取りや仕様に対してより良い提案をしてもらえたり、その場でアイディアを3Dイメージに落とし込んでもらえて、より自分好みのインテリア・内装にもしてもらいやすいのかな、と思います。


そして、もしそのような打ち合わせができていれば、提案されたものを持ち帰った時に、妻とあれだけあーだこーだと言い争わなくても済んだのではないかな、と少し思います・・・。


外構業者が3Dパースの重要性を教えてくれた

実はこの3Dパースに関して、妻とハウスメーカーとの打ち合わせ中にも「3Dイメージを作ってくれたら良いのにね〜」という話はしていました。しかし、その当時は「あったら良いよね」程度の認識で、「3Dパースがなければ、設計・間取りも仕様・インテリアも正確に頭の中でイメージできない」ということにはまだあまりお互い気づいていませんんでした。


図らずも、その3Dパースの重要性を教えてくれたのは、近場で見つけた外構業者さんでした。その外構業者さんとの打ち合わせは昨年末までですでに2回行なっているのですが、2回とも3Dパースをパソコンのディスプレイ上で示してくれて、打ち合わせ中にこちらがお願いしたり、業者側が提案したものをそこに落とし込んでもらって、すぐに目の前で再現してくれました。ちなみに、初回プレゼン時に作成してもらった3Dパースが以下のような感じです⬇️

これに私が感動して、「こんなリアルに再現できるんですね!!すごいですね!!」と言うと、担当者が「私どもも、もうこのソフトがなければ仕事ができませんね。おそらくお客さんもこれ(3Dパース)がないとイメージできないので、相当困ると思います。流石に外構は2次元の図面だけで正確に把握できる人はいないと思いますから」というようなことを仰いました。


そう言われた時に私は、「それは外構だけじゃない。家づくりにも言えることだ!!」と強く感じたのです。


“ACTUS”のインテリアコーディネートで、さらに3Dパースの重要性と必要性を思い知らされる

家づくりを経験された方の中にはご存知の方も多いと思いますが、インテリアセレクトショップである“ACTUS”では、“ACTUS”で家具など購入を検討している人向けに、インテリアコーディネートの無料相談をしてくれます⬇️


実は、我々夫婦も先日「無料であれば」ということで、近くの“ACTUS”までこの無料プランニングをしてもらいに行きました。その時も、事前に(1週間前に)送っていた間取り図とこちらが出した要望(好みのインテリアなど)を、すでにCADソフトを使用して3Dイメージに落とし込んでいただいており、ディスプレイ上にその3Dパースを投影しながら詳細に説明していただきました。LDK、寝室、スタディルームなどのインテリアについてかなりの提案をしてもらい、初回で2時間半の打ち合わせでした(詳細は後日)。


この時も、担当者のコーディネートが良かったのか、あまりに3Dパースで提案してもらった内容が素敵すぎたので、私はまた感動してしまって、「こんな3Dパースでの提案を、ハウスメーカーの設計打ち合わせや仕様打ち合わせの時にしてもらいたかったです!!」と言うと、「そうですね〜。ウチは実はセキスイさんと提携しているんですが、3Dパースを使ってインテリアコーディネートをされた施主さんは、大抵の場合喜んで満足していただけていますね。この3Dプランニングがあるのとないのとでは、顧客満足度がかなり違ってくると思います」と言われました。


そりゃそうだろう!!2Dではイメージできなかったことも3Dでイメージできるようになれば打ち合わせもより一層進むだろうし、業者側も施主側もお互いメリットしかないでしょう!!


この“ACTUS”の3Dプランニングで、私はより一層3Dパースの重要性と必要性を強く感じました。しかもそれは、我が家のように設計と仕様が決まった後、インテリア(家具や施主支給の照明)を決める段階になってからではなく、やはり設計の段階から必要だと私は思います。そうでなければ我々夫婦のように、イメージできないことに悩まされ、もしかすれば家が建った後に自分のイメージと違う、ということになるやも知れません。


3Dパースを作ってもらえない業者を選んだ方へのアドバイス

ここまで3Dパースの必要性と重要性について書いてきました。いかがでしたでしょうか??皆さんも家づくりをする上で、3Dパースは絶対に必要だと思いませんか??


最後に、3Dパースを作ってくれない業者を選んでしまった方や、そのような業者を検討されている方たちにぜひお伝えしておきたいことがございます。


それは、設計がある程度決まった段階で構わないので、我々夫婦が“ACTUS”でしてもらったように、どこかインテリア専門店などでCADソフトを使用した3Dパースをできるだけ多くの部屋に対して作成してもらい、必ず自分の頭の中で具体的に仕様・内装やインテリアがある程度イメージができる状態にしておくべきです。これはできるだけ早期にやっておくべきだと思います。そして、それは無料相談であればなお良いと思います。ちなみに3Dプランニングの相談は、設計が完全に決まって、業者と工事請負契約(本契約)を結ぶ前であることが望ましいです。何か3Dパースをみて不具合や気に入らない点など見つかった時に設計も変更が効くからです。我々の場合、幸いにも3Dプランニング中に設計の不具合や気に入らない点は見つかりませんでしたが、万が一見つかっていたら不満が大きくなっていたことでしょう。


もちろん3Dパースさえあれば安心、というわけではありません。見落としは誰でもあるので、「100%大満足」という状態まで持っていくことは極めて困難だろうと思います。


しかしながら、3Dパースがあれば具体的に頭の中でイメージができるので、その後の業者側との打ち合わせは格段にやりやすくなると思いますし、建った時の現実と自分が持っていたイメージとの誤差をできるだけ少なくすることができると思います。これこそ3Dパースについて、私が最も重要なことであり、だからこそ全ての施主にとってこの3Dパースは必要である、と考えています。