チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【良い家づくり】その③:エコな家を建てましょう!!

こんにちは、チリです。
本日は2020年3月10日火曜日です。


前回に引き続き「〇〇な家を建てましょう」シリーズです。


前回は「健康な家」についてでしたが、今回は「エコな家」について書いていきたいと思います。


「エコな家」=「エコハウス」とは??


「エコバッグ」・「エコカー」・「エコポイント」などなど、最近「エコ」という言葉をよく耳にするようになりましたが、皆さんはこの言葉の意味をきちんと理解していらっしゃるでしょうか??


実はこの「エコ」という言葉には2つの意味があります。


ひとつは「エコロジー(ecology)」=生態学という意味で、我々人類を含めた生物(生態系)と地球環境との関係性を表した言葉です。つまりこの場合の「エコ」とは、「環境に優しい」という意味になります。
そしてもうひとつは、「エコノミー(economy)」=経済のことです。すなわち、この場合の「エコ」とは、「お財布に優しい」という意味です↙️

つまり「エコ」という言葉には、生態系や地球環境に配慮しつつ経済的にも負担をかけないやり方で、人々が安全で安心できる豊かな生活を形作っていこう、という意味合いが込められているということです。


ですから、このような「エコ」の本来の語源から考えれば、例えば「エコハウス」と言った場合には、エネルギー消費などの環境負荷が少なく、かつ施主にとっても経済的に負担が少ない高性能で低燃費な住宅、ということになります。



「高性能な」エコハウスのススメ


ここで読者の皆さんに質問です。あなたなら以下のどちらを選ばれるでしょうか??


1.「高性能な」エコハウス:
熱が逃げない、入らないように、ぐるっと家を厚めに断熱、かつ性能の良い樹脂サッシトリプルガラスの窓。少しの冷暖房で一年中快適に過ごせる低燃費な家
2.「高性能ではない」エコハウス:
素材はエコながら、エネルギーをたくさん使わないと快適に過ごせない家。壁(断熱)が薄かったり、窓がアルミサッシ。たくさん自家発電はするが、たくさんエネルギーを使うため効率の悪い家。


上記のような2択であれば、2.を選ぶ人など、まずいないのではないでしょうか??


しかし残念なことに、多くの人は1.のようなエコハウスを志向しながら、結局は2.のような家を建てざるを得ないことになっているのです。


なぜなら、前の記事でも書いたように、多くのハウスメーカーや工務店では、高性能な家が建てられないからです。
当然のことながら、冬暖かい家・夏涼しい家は、断熱・気密性能を高めるためには、建物そのものをしっかり作らなければなりません。設計者が建物の外皮性能などが高くなるように設計し、大工がちゃんと性能を保てるように現場で丁寧に施工する必要があります。このような家づくりがちゃんとできるハウスメーカーや工務店がほとんどない、というのが今の日本の建築業界の実態です。


ちなみに、環境省のHPでエコハウスについて調べてみると、

〜環境省エコハウスモデル事業では、「環境基本性能の確保」「自然・再生可能エネルギー活用」「エコライフスタイルと住まい方」の3つのテーマを基本的な考えとした上で、地域の特性を十分に活かした家づくりを目指しています〜

と解説されており、「環境基本性能の確保」がきちんと明記されています。これはまさに住宅の断熱性・気密性や窓に関する性能のことであり、実際には目に見えないことです。


しかし、このような「目には見えないこと」ほど、往々にして重要なものであることが多いものです。


そして、このような「目には見えない」家の基本性能を高めることで得られるメリットは多々あります。


まず、温度差のないムラのない室温が保証されます。床や壁、天井の表面温度も安定するため、エアコン・床暖房・コタツ・ヒーターといった冷暖房設備などに依存しなくても、快適な環境を手にいれることができます。
前回の記事でも書かせていただいたように、このような室内空気品質(Indoor Air Quality:IAQ)を整えることにより、ストレスのない健康な生活が約束されます。また、これは家族の介護負担の軽減や、国の医療費・介護費の削減にもつながるのです。


さらなるメリットは、燃費の良さです。高性能なエコハウスであればあるほど、冷暖房費が少なくて済むわけですから、光熱費・電気代などのランニングコスト=家計負担を減らすことができるのです。


また、このようなエコで燃費の良い家は、省エネ・省CO2にもつながり、未来の地球や子供たちに貢献できるというのも大きなメリットです。



エコカー=低燃費カー


であるのと同様に、


エコハウス=低燃費住宅


ということで、これからは家も車のように燃費で比較して、より燃費の良い家を建てるようにしたいものです。


ちなみに「低燃費住宅」とは、実はウェルネストホームの前社名です。
ウェルネストホームの創業者である早田氏が、いかに設立当初から一貫してエコな家づくりを重視してきたかということが、これだけでもわかっていただけると思います。


また、ウェルネストホームが目指しているエコハウスは、真冬でもどこも結露せず足元まで暖かく、年間冷暖房光熱費が極力かからない、超高気密・高断熱住宅です。


これは本来は誰もが願う(べき)ことだと私は思います。


これから家を建てる人には、ぜひウェルネストホームのような家づくりのパートナーを探し出し、「高性能な」エコハウスを建ててもらいたいと思います。





ちなみに、先日ウェルネストホームの早田氏が、ラグジュの本橋さんとコラボされた動画をYouTubeで公開されていましたのでご紹介します。
鎌倉のモデルハウスオープンに合わせて、ラグジュの本橋さんが来訪された時のインタビュー映像です。
ぜひ皆さん視聴してみてください!!

【特別対談】ラグジュ建築と不動産の本橋さんと語る日本の住宅業界の未来