チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【設計打ち合わせ】その③:設計ファーストプレゼン

こんにちは、チリです。
本日は3月30日月曜日です。


志村けんさんが新型コロナ感染症(COVID-19)で他界した(国内有名芸能人では初)、というニュースが激震を呼んでいるようです。
RT-PCR検査で診断確定されたようですが、本当に新型コロナウイルス(SARS-COV-2)による肺炎だったとしても、彼は70歳と比較的高齢であること、数年前から病気がちで入退院を繰り返していたこと、2016年には肺炎を発症して入院していたこと、長年に渡る喫煙・飲酒習慣があったこと、などから全身の免疫不全状態であり、特に肺機能はかなり低下していたと推測できますので、感染を引き金に重症化したとみるべきです。その証拠に、今回の肺炎で肺機能が麻痺してしまい、人工肺装置(ECMO)まで装着する事態にまでなっていたそうです。いずれにせよ、このような有名芸能人が特定の感染症で亡くなった、それもパンデミックが騒がれている感染症で亡くなったとなれば、必要以上に世間が浮き足立つことが想定されますので、皆様におかれましては、冷静に物事を判断していって欲しいと思います。



さて、今回はハウスメーカー側から初の設計プレゼンが行われた時の話です。


後の話を整理しやすくするために、再度我が家がウェルネストホームで本契約するまでの流れを以下に示しておきます(注:人によって流れは異なります)。 


1. 構造見学会参加
2. モデルハウス宿泊体験(計3ヶ所宿泊済み、前回記事参照)
3. プランニング相談(LCC審査)
4. アドバイザリー契約(=仮契約、業務依頼契約:100万円)
5. 土地探し・土地契約 → 敷地調査、微動探索、シャドーチェック
6. 設計ヒアリングシート記入・送付(提出)
7. 設計士と打ち合わせ(ゾーニング)、概算プラン見積もり
8. 設計プレゼン・打ち合わせ(数回)→ 間取り決定 (←イマココです!)
9. 設備仕様打ち合わせ(数回)→ 仕様決定、プラン内容確定、本見積もり
10. 本契約


それでは、今回は初めて設計プレゼンをしてもらった時の話を以下でまとめていきたいと思います。


打ち合わせは今回は自宅ではなく、最寄りのウェルネストホームのモデルハウス兼事務所で行いました。今回も営業担当者と設計士の2名と打ち合わせしました。


打ち合わせが始まる前に、設計士さんから挨拶がありました。
なんと、我々の担当になってくださった設計士さんは、一度高松の伏石モデルハウスに宿泊体験しにいった翌日の朝に、説明を受けた方でした。お互い顔も覚えており、「ああ、あの時の!!」となったのが少し嬉しかったです。
そして、営業担当者から軽くウェルネストホームの理念やコンセプト(HPに書いてあるような内容)などの説明を受け、今後の打ち合わせについてアバウトなスケジュールの確認をされました。


その後、設計士さんから順に説明を受けました。
まずは、土地周囲の環境のお話から。かなり細かい説明を受けましたが、専門的でよくわからないことも多かったので、わからない所の詳細は省きます(というかそこまでうまく説明できません、すみません)。
次に外観の話。屋根の形や玄関部分の仕様についても軽くお話されました。

・周囲の風環境

開口部をどこに設けるべきかについて説明を受けました。風向の状況を確かめ、下の図にあるような「風配図」とよばれるものにまとめます。そして風配図からその季節毎の風の特徴を読みときます。春、夏に風の吹く方向には開口部を設け、室内に風を取り入れる工夫を検討することができるそうです。また、冬の風が強く吹き込む方向には、植栽で閉じる工夫が有効だということでした。とはいえウェルネストホームの住宅では窓を開けることはほとんどないそうですが・・・。
しかし、住宅を作っていくためにそんなことまで考えているのか、と感心させられました。

・シャドーチェック(日射取得の話)

季節ごと(夏至・冬至)、時間ごとの住宅の日射取得の状況を示していただきました(下図)。この日射取得の条件によって、住宅の配置や窓の取り付け位置を考えなければならないそうです。
特に、我が家のように1階部分に広いLDK(20畳以上)を希望しており、しかも南側のリビングに広い吹き抜け(8畳〜10畳)を希望している住宅においては、LDK部分にどのように太陽の光を入れてやるか、ということが住宅内の温熱環境を一定に保つために重要な課題だそうです。

・外観

設計士さんに描いていただいた我が家の外観のイメージ図です(下図)
かなり立派な家になりそうで、こういうの見せられるとワクワクしてしまいますね。
屋根の形としては段違いの切妻で、外壁としては東側の玄関のみにレンガタイルが貼られています。窓は南側に多く設け、北側と西側にはほとんど窓を設置していません。特に先ほどのシャドーチェックで問題になっていたリビングの吹き抜け部分には、2階の窓を設置することで、夏は軒で光を遮り、冬は積極的に採光できる形が作られています。
この工夫には「流石だな!!」と感心せざるを得ませんでした。

・間取り

間取り図は以下の通りです(上:1階、下:2階)。
まずは1階部分の説明。
玄関が東側にあり、南向きの玄関ドア。玄関土間からはキッチンのパントリーと玄関ホールと、客間(和室)の3ヶ所にアプローチできる形。LDKは1型キッチンがリビングとダイニングに挟まれる形で存在。リビングは吹き抜けになっており、リビング階段から2階へ。リビングとダイニングからアプローチできる畳コーナーは6畳。南西には水回り(洗面台+脱衣所+浴室)が設けられており、北西には広めのファミリークローゼットが。
次に2階部分。
階段を上がってすぐのホールは家族用のセカンドリビング的なスペースとして。WICも併設。四人の子供用に子供部屋は真ん中が仕切れるような形で2部屋用意。主寝室は防音も兼ねたシアタールームにもなる広めの12畳。


いかがだったでしょうか??


以上が我が家の設計プレゼン・打ち合わせ初回の全容でした。
この日は午後が打ち合わせの時間帯でしたが、私はしばらく興奮してしまって、夜なかなか眠れませんでした(笑)


次回は提案された間取りを夫婦で見直したことを書いていきたいと思います。