チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【設計打ち合わせ】その④:間取り決めは難しい

こんにちは、チリです。
本日は3月31日火曜日です。
3月ももう終わり、桜も咲き始め、子供さんがいるご家庭ではいよいよ入学式に向けて、家庭内が騒々しくなってくるところも多いのではないでしょうか??


さて、今回は前回記事で検討した間取りの要望を設計士さんに伝え、2度目の設計打ち合わせが行われた時のことを書いていきたいと思います。


再度我が家がウェルネストホームで本契約するまでの流れを以下に示しておきます(注:人によって流れは異なります)。


1. 構造見学会参加
2. モデルハウス宿泊体験(計3ヶ所宿泊済み、前回記事参照)
3. プランニング相談(LCC審査)
4. アドバイザリー契約(=仮契約、業務依頼契約:100万円)
5. 土地探し・土地契約 → 敷地調査、微動探索、シャドーチェック
6. 設計ヒアリングシート記入・送付(提出)
7. 設計士と打ち合わせ(ゾーニング)、概算プラン見積もり
8. 設計プレゼン・打ち合わせ(数回)→ 間取り決定 (←イマココです!)
9. 設備仕様打ち合わせ(数回)→ 仕様決定、プラン内容確定、本見積もり
10. 本契約



さて、前回記事でも述べた間取りの要望を設計士さんにお伝えし、それを踏まえた上で行われた2度目の設計プレゼン・打ち合わせについて書いていこうと思います。
今回も場所は同じく最寄りのウェルネストホームのモデルハウスで行われました。
ただ、今回は支店長のKさんも話を聞きたいということで同席してもらいました。


早速今回新たに提示された間取り図を以下に示します。


間取り図(上:一階、下:二階)

まずは一階部分から。
以前と何が変わったか、というとまずLDKのダイニングの配置が大きく変わりました。初回の間取り提案では、ダイニングがキッチンの西側、リビングはキッチンの南側に配置されており、ダイニングとリビングがキッチンによって切り離された格好になっていました。しかし、今回は北側から順にキッチン・ダイニング・リビングが一直線につながった形になっており、LDKの間取りとしては私たちの理想とする間取りになりました。


次に大きな変更点はライブラリー兼スタディルームの出現です。無駄だと思われるかもしれませんが、我が家では、ダイニングテーブルが子供の遊び場やスタディスペースになってきたことを踏まえ、マイホームを建てる時はできるだけ広い収納スペースのあるスタディルームが必要だと考えていました。
また、私自身も書斎があっても荷物と本置きとして使うだけで、結局ダイニングテーブルで読書や勉強したりするため、書斎を作るくらいなら家族で共有できる大きなライブラリー兼スタディルームがあれば良いと思っていました。
しかも昨今では、世の多くの子供たちが自分の部屋の机で勉強するのではなく、リビングやダイニングのスタディスペースで学習をするそうです。それで余計に子供部屋にマイデスクを設置してそこで勉強させるよりも、大きなライブラリー兼スタディルームを家族の共有空間として作り、そこに大きなテーブルなり壁つけのテーブルなりを設置して、家族全員でそこで読書したり勉強したりするという方が良いと考えるようになりました。
今回の間取りでは、前回のプレゼンでダイニングのあった場所に大きなスタディルームが配置されており、LDKと(リビングに接する)和室の双方からアプローチできる形になっています。構造計算してみないとわからないそうですが、LDKの開口部はもう少し広く設定できるそうなので、そうするとよりLDKとの一体感が出ると思いますし、かなり広々とした空間になると思います。


さて、この間取りで私が特に秀逸だと思った部分は、赤枠で示した水回り動線です。
以前の間取りでは脱衣所と浴室から分離された洗面台がポツンと廊下に配置されている形になっていましたが、今回は北西に配置されたファミリークローゼットからつながる部屋に洗面台+家事用デスク+洗濯機・乾燥機が配置されており、さらにその部屋の奥が浴室へとつながる間取りになっています。これはすなわち、洗面所とランドリールームと脱衣所が一部屋でまとまっており、洗面台→脱衣所→浴室という水回り動線が一直線で完結する形になっているということです。理想を言えばキッチン→洗面台という動線も欲しかったですが、今回はファミリークローゼットがつながっているので、洗濯・乾燥が終わった衣服を直接ランドリールームから運べるという家事動線上の利点があります。これは非常に便利な間取りだと思います。


次に二階部分。
大きく変わった部分は、家族共有スペース(ホール)がなくなり、子供部屋が北側と西側にそれぞれ配置され、その部屋のドアがリビングから見えやすくなったことです。これで子供部屋も一体感が増し、家族の気配を感じやすい間取りになった気がします。また、ホールの代わりに子供用のWICを広く取ったことで、収納も増やすことができました。これで四人分の服も一気に1箇所にまとめて収納することができそうです(もちろん将来的には各自にやってもらいます)。ただ、今回はリビングを広く取った分、吹き抜けも広くなってしまい、南東の主寝室が若干狭くなってしまっているのは少し残念ポイントでした(とは言え10畳もあり十分ですが・・・)。


以上が以前の間取りと比べて大きく変わったところです。
他にも玄関ドアが北向きから東向きに変わっていたり、客間の和室がリビングからも入れるようになっていたり、リビングの一階部分に窓が設置されていたり、と細かな変更点はありましたが、いずれにせよ初回の間取り提案よりも今回の方がよりよい形になっていると思えました。


キッチンはこの間取りではI型の提案でしたが、キッチン周囲を回遊できる動線にしたかったので、我々夫婦はI型ではなく、II型の配置を求めました。
あと重要なこととして、リビング吹き抜け部分の掃除をしやすくすることと、子供の遊び場所を増やす目的で、吹き抜けにはキャットウォークを設けることにしました(以前のプレゼンでも提案あり)。


いかがだったでしょうか??


ちなみに、今回の設計プレゼン・打ち合わせはまだ構造計算などできておらず、次回の打ち合わせできっちり構造計算まで行ったプランを提示していただける、とのことでした。
また、同時に本体価格がいくらになるかの見積もりもしていただけるとのことでした。