チリの家づくりブログ 〜WELLNESTなマイホーム計画〜

住宅業界のトップランナーと共に、「一生健康で快適でエコ」な家づくりを目指します

WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)で超高気密・高断熱住宅を建てるまでの記録です

【土地探し】その③:土地購入

こんにちは、チリです。
本日は3月27日金曜日です。


前回の記事でも書きましたが、我が家は訳あって2020年1月に以前住んでいた2階建の一戸建て賃貸(広さと間取りは最高、住み心地は最悪)を退去し、現在は3階建の5LDKの一軒家の賃貸(広さと間取りは悪い、住み心地は良い)に住んでいます。
今住んでいる賃貸物件は、だいたい120平米くらいの大きさで2階部分がLDK +洗面所+浴室になっており、マイホームは2階建にしようと考えているため間取りは参考になりませんが、部屋も前の家ほど寒くはなくかつ利便性が高いため、私はかなり気に入っています。


ちなみに我々夫婦は実家が一戸建てであるため、お互い人生の中で3つも一戸建ての家に住んだ経験があることになります。結婚して以降住んでいたマンションやアパートも含めれば、5件も別の家で住んだ経験があるのです。おそらくこのような方は転勤族でもない限り珍しいのではないでしょうか。
しかし、これは家づくりをする上で我々の大きな強みでもあると考えています。


「家は3回建てないと理想の家づくりができない」と言われます。


私たちは実際に家を建てた訳ではありませんが、何件も異なる一軒家に住んだ経験を生かして、それぞれの良かったところを取り入れ、悪かったところを改善していくことで、理想の家づくりに近づけることができるのではないか、と考えています。



さて、土地探しの続きですが、我々夫婦は前回示した土地の条件(以下記事)でとにかく土地を探しまくっていました。


ところで前回記事では触れませんでしたが、もう一つ重要な条件がありました。

それは「建築条件付きでない土地」です。「建築条件付きの土地」とは、建てられるハウスメーカーがすでに決まっていて、その土地を購入したら自動的にそのハウスメーカーで家を建てなければならない、という決まりになっている土地のことです。


私たちはウェルネストホームで建てることを決めていたので、「建築条件付きの土地」は当然選択肢には入りませんでした。


その結果、私たちが求める条件を全て満たす土地が2つ見つかりました。


一方は、最寄駅から徒歩10分圏内で市役所が目と鼻の先にある80坪の土地。
もう一方は、最寄駅から徒歩20分圏内でスーパーも公園も目と鼻の先にある150坪の土地。


どちらも希望の広さ(60坪以上)からすればかなり広い土地ではあり、予算的にも限界ギリギリという感じでしたが、立地条件や将来的なことを考えても、喉から手が出るほど欲しいと思える土地でした。
ただ、前者の市役所に近い土地の方が、ハザードマップを再度確認したところ、実は近くの河川が氾濫した時に1m以上浸水する可能性のあるエリアになる地域であることが判明し、かつ土地の目の前に大きめの用水路があったため、近年増加している超特大の台風などで水害に遭う可能性を考えて後者の土地にしました。

さらに、後者の土地は業者と(年内に購入するからと)交渉してかなり値引きしてもらい、坪単価で考えると前者の土地の半分以下の坪単価で購入することができました。その地域の公示の坪単価からすれば破格の値段、というほどではありませんが、十分納得いく値段まで下げることができ、しかも思った以上に広大な土地を購入できたので、私としては大満足でした(むしろ広すぎるのが玉に瑕)。


ところで、この土地を購入する前にウェルネストホームとはアドバイザリー契約を行なっており、担当者の方と何度も電話で土地に関することでお話したり、実際に一緒に土地まで足を運んでもらい、日当たりやその周辺状況など確認してもらったりしていました。
そして、土地の値引きもギリギリのところまでできるように具体的にアドバイスいただいたりしながら、さらに販売業者とも土地情報の取得などやり取りしていただきました。


みなさんがどのように土地を購入されていらっしゃるか、私にはわかりせんが、これは私にとっては非常に頼もしかったですし、ありがたかったです。


さらにさらに、私たちは2019年末に土地の購入が決まったのですが、ウェルネストホームの営業担当の方に、その交渉の場であった銀行までわざわざ司法書士の先生とともに来てもらい、土地販売業者との交渉が終わるまで付き添っていただきました。


他の方がどのように土地の契約をしているのかは定かではありませんが、私の場合、ビジネス上で取引をしている銀行(大手)の支店に掛け合い、担当者に土地契約の件を伝え、私が設定した日時に部屋を用意しておくようにお願いしました。
そして、司法書士の先生(ウェルネストホームからの紹介)とウェルネストホームの営業担当者、土地販売業者(仲介業者)、土地所有者(代表)、そして取引先銀行の担当者と
私とで所定の日時に銀行で契約をすることになりました。
なんだかものものしいと思われるかもしれませんが、大きな金額が動く契約の場合、このように銀行の部屋を貸し出して、担当者が動くことが多いようです。


このような場に営業担当者がついてくることは珍しくないのかもしれませんが、右も左もわからない私からすれば、かなりありがたかったです。
営業担当者のNさんには、この場を借りて深く感謝したいと思います。


この件で私の営業担当者への信頼はMAXになり、なんでも相談することができるようになりました。


以上、我が家の土地探しから土地購入まで、にまつわる話でした。


次回からは実際にウェルネストホームとの打ち合わせの内容について見ていきたいと思います。


よろしくお願いいたします!!

【土地探し】その②:土地の条件

こんにちは、チリです。


この記事は以前に誤って削除してしまっていたので、再度書き直しました(2021年3月1日)。


さて前回記事では、一度は一条工務店で建てようかという話になりながら、自分たちで土地探しする時間的な余裕も、金銭的な余裕もなかった(というより定職に就いていなかったので、貯蓄はあってもローンが組めなかった)ために、一旦我々のマイホーム計画は頓挫し、ひとまず築20年の一軒家に住むことになったというところまで書きました。


その後、大学院を卒業(単位取得退学)し、現在の職場で働くことが決まり、そのタイミングで妻が四人目を妊娠したことが発覚したため、ついに我が家のマイホーム計画を再始動することとなりました。


そこでまず始めたのが土地探しです。


その土地探しにおいて、我々が求めた条件は、以下の通りです⬇️


① 最寄り駅から徒歩20分圏内であること

② 周辺500m以内にスーパーやコンビニがあること

③ 周辺100m以内に子供の遊べる公園があること

④ ハザードマップで引っかからない土地であること

⑤ 60坪以上の広さのある土地


①に関しては、今現在住んでいる一軒家の前に住んでいた一軒家(同じ市内)が、最寄り駅から徒歩30分以上かかるところだったため、その不便さを身に染みて分かっていました。できれば徒歩10分以内で最寄り駅まで行ければベターでしたが、20分くらいなら歩ける(むしろ健康的)ということで、徒歩20分圏内を条件にしました。

②に関しては、①と同様に以前住んでいたところが、近くにスーパーやコンビニがなく、車や自転車がなければちょっとした買い物に出かけることさえできないような状態で、とても不便でした。ですから、やはり近くに(少なくとも500m圏内に)スーパーやコンビニがあったら良いなと思いました。

③に関しても①・②と同様、以前住んでいたところには徒歩圏内に公園が1つだけあったのですが、全く整備されておらず草は生え放題、すべり台や乗り物も汚れ放題、夏は蚊が大量発生・・・、という感じだったため、もはやその公園では遊んでいる子供を一度も見たことがない、という状態でした。我が家は今ではチビたちが四人もいるので、近くに子供達を遊ばせられる公園があることは土地を選ぶ条件として必須でした。

④に関しては、いうまでもなく日本は地震大国であり、近年では台風や大雨による水害被害が全国で大量発生しているために、各地域のハザードマップはしっかり確認し、引っかからない地域を選ぶことが必須であると考えました。

⑤に関してですが、国土交通省から最低でも一人が生活するための空間として必要な広さというものが示されています⬇️ 

この資料によれば、我が家のような6人家族の場合、最低限必要な面積は、


10 × 6 + 10 = 70平米


ということになります。しかし、これはあくまでも「そのくらいの広さがあれば最低限生活はしていけるよね」という広さであり、その広さではゆとりのある生活は不可能です。

国土交通省の資料によれば、一般的な住宅では、


25 × 6 + 25 = 175平米


あれば良いということになります。坪数にすると、175 ÷ 3.3 = 53坪 ということになります。ただし、これも一般的な住宅において求められる広さということですので、都市部に行くともう少し狭い家が一般的でしょう(国土交通省資料中の「都市居住型誘導居住面積水準」参照)。


しかし、我が家はどうせ新たに一軒家を建てるならある程度ゆとりのある家づくりがしたいと思い、せめて建坪50坪以上は欲しいと考えました。


ちなみに私たちが土地を探している地域の建ぺい率は60%でしたから、総二階で家を建てたとしても、25坪 ÷ 0.6 = 約42坪の土地が必要となります。


また、車は2台止められるスペースと、将来的には自家菜園である程度自給自足できる畑も欲しかったため、庭も最低でも50平米(15坪)程度の広さは欲しいと考え、それだと少し余裕を持って、土地の広さは60坪程度は少なくとも必要だと考えました。


以上が私たちが求めた土地の条件でした。


他にも日当たりが良いとか、学区が良いとか、周辺環境の良さだとか、上げればキリがないのですが、とにかくまずは先に上げた5つの条件に見合う土地を探すことにしました。


さて、そんな土地が本当に見つかるのでしょうか?

【土地探し】その①:一軒家賃貸に引っ越すまで

みなさんこんにちは、チリです。


本日は3月25日水曜日です。


さて、前回までは「徹底比較シリーズ」として、ウェルネストホームと一条工務店・スウェーデンハウス・小林住宅というハウスメーカーとの比較記事を6回にわたり書いてきました。この6回の記事の中で、書きたかったことが全部書けたので、だいぶすっきりしました。


今回からは、我が家の家づくりの経緯について順を追って書いていきたいと思います。
過去の回想になる部分がありますので、記憶が定かでなくテキトーに書く場合もございますが、お許しください。


ちなみに、今現在の状況についてですが、ウェルネストホームとアドバイザリー契約を結び、設計打ち合わせに入っている段階です。この次の打ち合わせで間取りを完成させ、建築請負契約後に仕様打ち合わせに入っていく流れとなります。


まずは我が家の土地探しから書いていきたいと思います。


実は我が家の土地探しの歴史は、私がまだ大学院生をしていた4年前(もはや大昔!!)に遡ります。ちなみに大学院生活に入る前は4年間ほどバリバリ働いていました。


当時はまだ子供が長男一人だけだったため、65平米ほどの賃貸(積水シャーメゾン)で仮住まいをしていました。
しかし、大学院生になってすぐに長女が誕生、その後大学院2年目の冬に次男の妊娠が発覚(なんという無謀な家族計画!!)。


そこで当時住んでいた賃貸では狭すぎることに夫婦ともに気づき、このまま仮住まいを続けるのか、それともマイホームを建てるのかで揉めに揉めました。


そして、とりあえず土地探しだけは自分たちでしていこうと考え、SUUMOなどの力を借りてネット上に出ている土地を粗探ししながら、自力で土地探しを始めました。
また、当時はまだ低燃費住宅だったウェルネストホームの存在を私自身は知ってはいましたし、以前の記事にも書いたように、私自身は低燃費住宅の完成見学会などにも参加した時点で直感で「このハウスメーカーで建てたい」と考えており、低燃費住宅のモデルハウスに宿泊体験しに行ったりしていました。


しかし、妻が「低燃費住宅だけでは何もわからない、できれば他のハウスメーカーも見にいきたい」ということで、とりあえず近くの住宅展示場にも赴きました。その中で様々なハウスメーカーやらのモデルハウスを行き来しつつ、結局我々夫婦は一条工務店の性能(高気密・高断熱、全館床暖房)に惹かれ、一条工務店の工場見学にも繰り出したり、営業担当と何度か打ち合わせをして仮契約直前まで話が進んだりもしました。


しかしながら、当時はまだ大学院生で(過去の稼ぎである程度の貯蓄があったとはいえ)バイト生活だったため収入が少なく、さらに私自身が子育てと研究漬けの日々で時間的な余裕もなく、また土地を買うにしてもどのような土地が良いのかもわからず、とりあえずマイホームは保留ということにして、結局一軒家の賃貸を借りることになりました。


今思えば本当にそうしておいて良かったと思います。


その一軒家は延べ床150平米ほどで、五人家族(うちチビ三人)には十分広く、間取りも広いリビング吹き抜け(20畳弱ほど)があり、夫婦ともに理想の間取りに近い感じだったので、本当にマイホーム建設の間取りの参考になりました。
ただ、築20年ほどの一軒家だったため、かなり気密性・断熱性が悪く、広い吹き抜けも夏は暑く、冬は寒いという最悪の温熱環境でした。今思えばとんでもない獣宅に住んでいたと思います。


眠たくなってきたので、今日はこの辺で終わっておきます。


〜土地探し②に続く〜